新型コロナウイルスの感染を心配して外出ができないとか、不要不急の外出を避けることが求められる状況になっています。
そのため、いつもなら受診する医療機関になるべくいかないようにされる方が多くなっていると実感しています。
しかし、その結果、病気の症状が悪化し、辛い思いをされる方も多くいらっしゃるのも事実です。
当院にも、症状が軽いうちは我慢して通院を控えていたけれど、症状が悪化し辛くどうしようもなくなって、受診される方が時々いらっしゃいます。
そのため当院では、患者さんの安全を最優先に考え、安心して受診していただけるよう努めております。
以下に当てはまる方は、我慢せずに来院されることをお勧めします。
痛みを伴う場合
外耳炎(耳が痛い)
中耳炎(耳が痛くてボーっとする)
扁桃炎(のどが痛くて飲み込みづらい)
副鼻腔炎(顔面の痛み、色のついた鼻水)
扁桃周囲膿瘍*(片側の、のどが非常に痛く、つばも飲めない)
急性喉頭蓋炎*(のどが非常に痛い、息苦しい、つばも飲めない)
*1日か2日以内に治療を開始する必要があります。放置すると死に至る可能性があります。風邪とは別です。
急に起こった場合
突発性難聴(急に耳が聞こえにくくなった。めまいを伴う場合あり。)
急なめまい急な耳鳴り(突発性難聴などの可能性あり)
顔面神経麻痺(飲み物が片方の口からこぼれる、片方の目がつむれない)
上記3つは1週間以内に治療を開始する必要があります。
日常生活に支障をきたす場合
めまい
耳鳴り
耳垢栓塞(聞こえの悪さ)
継続治療が必要な場合
舌下免疫療法